
今日 銀行で待っている間に娘が一冊の絵本を持ってきた。
2ページほど読んだところで、名前を呼ばれ用は済んだの
だけれど、また椅子に腰掛け最後まで読んできた。
絵本は幼い少女と、その子が飼っているシロという犬の話。
シロの気持ちが書かれている。
いつも一緒だったミキちゃんが、突然いなくなってしまう。
お墓の前に座るシロには、ミキちゃんと会えなくなった事を
すぐに理解する事ができない。
「どこ?」」「どこ?」「ミキちゃんに会いたい。」
必死に彼女を探すシロ。
そして、ある晩 泣きながら目を閉じるとミキちゃんの声が。
「頭をなでてあげたいけど、もうできないの。」
「でも、いつも一緒だよ。」
シロは目を閉じればいつでもミキちゃんに会える!
そう思って元気になっていくというお話でした。
----[いつでも会える]---菊田まりこ 著
涙をこらえ鼻を垂らしながら帰る途中、昔 子供の頃に
飼っていたクロというシェパードを思い出した。
まだ子供の頃にやってきたクロは、その後 訓練も受けて
警察犬というシールも玄関に貼ってあった。
(出動した事は、なかったような・・・(^^ゞ)
利口な犬で、自分のオリの錠を鼻で開けて出てしまう。
似たような事をするペットが当時 他におりました。
ある日、扉を自分であけて脱走したハムスター1匹!
そのハムスターの名前はシロ。真っ白だったから。
探したけれど見つからず、、2日ほどして驚いた事がっ!
なんと、どろだらけになったハムちゃんが
(まさに ねずみ色に変色)クロのオリの中で立っていた!
錠もしてあり、そのオリの前でクロが座っている。。
(ハムスターは中で、クロはオリの外)
どうやら、いつも小さなオリの中に入っている
ハムスターをいつも見ていたクロは、失踪した彼を
何処かから探してきて、自分のオリに入れたらしい。
ハムちゃんが動こうとすると「ワン!」
そのたびにハムちゃんは手を縮めてピンと立つ。(笑)
エライ!クロ!
その逆に、陸ガメを埋めちゃった事もあるクロ。あはっ!
ちゃんと掘り起こしてきたばかりにクロの仕業と発覚。
私が中学生になった ある日、
クロは大怪我をして帰ってきた。(殆ど放し飼い)
横腹がバックリと裂けていた為、かかりつけの獣医を呼ぶ。
何とか処置も終わり、怪我が治るのを待つばかり。
でも、その頃は年もとっており体力は随分落ちていた。
しばらくたった ある朝、、その日は胸騒ぎがした。
学校に行く前に、どうしてもクロの顔が見たくて
裏庭に行くと、横たわっていたクロがムクッと起きて
尻尾を振ってよってきた。「いいよ、クロ寝てて。。」
ぺろぺろと私の顔を舐めて顔をすり寄せてきた。
何故だか、すごく愛しく感じた。私も一生懸命なでた。
「帰ってきたら すぐ来るからね。早く良くなってね。」
それが、クロとの最後だった。
帰ってきたら、クロは自分で掘った穴に
体を横たえて息絶えていた。
苦しかったのだろう、自分で舌を噛んでいた。
その日の朝、クロは私にお別れを言っていたのだ。
なんとなく、、私もわかっていた様な気がする。
クロと絵本のシロ。
そう、いつでも会えるよね。。。